西日本鉄道は2022年7月1日(金)より、長門湯本温泉がある山口県長門市と福岡を結ぶ高速バス路線「福岡~長門湯本温泉線」を新設すると発表しました。山口県長門市は、2016年8月に、地域で主導し継続的に取り組むことで再生を図る「長門湯本温泉観光まちづくり計画」を策定し、官民一体となって観光需要獲得に向け、温泉街全体の観光まちづくりに取り組まれております。2020年度グッドデザイン賞や2021年度都市景観大賞など数々の賞を受賞されており、今後の観光需要の高まりが期待される全国的にも注目の温泉地です。
この新路線開設にあたり、新路線の愛称を募集します。詳しくは以下をご覧ください。
高速バス「福岡~長門湯本温泉線」の新設について
路線名
福岡~長門湯本温泉線
運行開始日
2022年7月1日(金) ※2022年6月1日(水)より予約開始
運行経路
博多バスターミナル~西鉄天神高速バスターミナル~長門湯本温泉~長門市役所前~センザキッチン
運行便数
1往復/日
運行時刻
博多 → 長門
停留所 | 時刻 |
博多バスターミナル | 9:01 |
西鉄天神高速バスターミナル | 9:20 |
長門湯本温泉 | 12:06 |
長門市役所前 | 12:17 |
センザキッチン | 12:24 |
長門 → 博多
運賃
片道 4,000円
往復 7,000円(WEB限定)
所要時間
約2時間45分(西鉄天神高速バスターミナル~長門湯本温泉間)
江原 達也 長門市長コメント
「西鉄高速バス「福岡~長門湯本温泉線」が新設されることにつきまして、大変嬉しく思っております。このバスが、福岡、さらには九州の多くの方々に利用されるよう、長門市も精一杯おもてなしをしていきたいと考えております。“そぞろ歩き”を愉しめる温泉街として生まれ変わった長門湯本温泉をゆっくりとご堪能ください。」
新路線の愛称募集について
概要
福岡~長門湯本温泉線の愛称を募集するもの
例)
福岡~鹿児島線「桜島号」
福岡~名古屋線「どんたく号」
※「 」内が愛称
募集期間
2022年4月20日(水)~5月10日(火)
応募方法
選考
西日本鉄道株式会社・長門湯本温泉まち株式会社・長門市で選考
スケジュール
5月10日(火)まで 愛称募集
5月中旬 西鉄・長門湯本温泉まち株式会社・長門市で選考
5月下旬 愛称発表
6月1日 予約開始
7月1日 運行開始
当選
愛称が採用された方の中から抽選で1名の方に、「大谷山荘」ペア宿泊券(2食付)と高速バスペア往復乗車券をプレゼント
西鉄高速バス公式Instagramについて
2022年4月1日に開設した西鉄高速バス公式Instagramでは、九州各地や本州を結ぶ高速バスの情報や、観光スポットなどの紹介を行っております。公式Instagramにて、福岡~長門湯本温泉線に関するキャンペーン等も企画してまいりますので、ぜひご覧ください。
長門湯本温泉の概要
長門湯本温泉は、約600年前に住吉大明神からのお告げによって発見された「神授の湯」として伝わる、山口県ではもっとも古い歴史を持つ温泉です。岩盤から温泉が湧き出る珍しい光景を眺めながら、源泉かけ流しを堪能することができる立ち寄り湯「恩湯」では、源泉だからこその“ぬる湯”で、ゆっくりと身体を芯から温めることができます。2016年より、地域の魅力を見つめ直し、古き良き伝統を受け継ぎながら新しいまちづくりを進めている温泉街では、中心を流れる音信川(おとずれがわ)に沿って、まち全体をひとつながりの空間とし、まちで暮らすように楽しんでいただけるような、たくさんの魅力を散りばめています。その名も「オソト天国」。穏やかに流れる音信川のあちらこちらに設置された川床や飛び石では、川に触れ、川に佇む贅沢な時間を過ごすことができます。まちの中には、長門名物の焼き鳥店をはじめ、山口名物の瓦そばを味わえるお店、萩焼の器のギャラリーを併設したカフェやお土産屋さん、クラフトビールの醸造所、夜にひっそりとオープンするバーまで、お腹も心も同時に満たしてくれるお店が続々とオープン。日が暮れると、ライトアップされた橋が浮かびあがる夜の街並みが、そぞろ歩きへと誘います。
大谷山荘の概要
創業:1881年
設立:1960年
人と自然と日本文化との調和を大切にした、和と洋の様式をあわせもつ和風旅館。
リニューアルした温泉街散策をはじめ、清流音信川にひらけた大浴場や金子みすゞ縁の星空を望める天体ドームをお愉しみください。
詳細は大谷山荘公式ホームページをご確認ください。(https://otanisanso.co.jp/)
※新規路線は現在、認可申請中です。
ライター(著者)プロフィール
- オールライド編集部が書いた記事一覧です。オールライド編集部は高速バス・夜行バスのニュースを中心に利用者にとって有益な情報を発信するように心がけています。コロナに気をつけながら今でも高速バス・夜行バスに乗って移動しています。30代が見えてきた年齢なので、そろそろ新幹線にシフトしたい気持ちも少しあるのですが、もう少し高速バス・夜行バスでお金を節約します。