東京から佐賀までは直線距離でおおよそ904キロです。佐賀市は佐賀県の南東部に位置しています。2020年はコロナの影響で中止になったのですが佐賀では熱気球(バルーン)の国際大会が開かれるほど有名です。佐賀は九州地方の県ですので、都内から移動すると言えば「何時のフライトですか?」という会話が自然でしょう。もちろん飛行機が嫌いな人は新幹線で移動するとは思いますが、大多数は飛行機で移動します。また高速バスを乗り継いでいけば当然、佐賀には着きますが、これもお盆や年末年始などで飛行機や新幹線の席がすべて予約済みのときの最後の手段な気がします。九州は高速バスの路線が網の目のように発達しているので博多からですと高速バス移動は当たり前のように考えられますが、東京からずっと高速バスは厳しいですね。このページでは「飛行機+空港連絡バス」と「新幹線+在来線」の2つのルートについて解説いたします。
移動手段 | 乗車・搭乗・移動時間 | 料金 |
---|---|---|
飛行機+空港連絡バス | 2時間50分〜3時間 | 10,890円(スーパーバリュー利用) |
新幹線+在来線 | 6時間10分〜 | 23,530円(自由席利用) |
飛行機+在来線を利用しての移動
佐賀空港の愛称は「九州佐賀国際空港」と言います。定期便の運行をしている航空会社はANAとLCCの春秋航空です。羽田発はANAで、LCCの春秋航空は成田空港発です。羽田空港から佐賀空港までの飛行時間は2時間5分です。佐賀空港からJR佐賀駅に向かう空港連絡バスですが、航空機の到着15分後に出発します。佐賀駅まではおよそ35分です。料金は600円です。バスの支払いにはSuicaやPASAMOなどの交通系ICカードが使えます。地方に行くと交通系ICカードが使えないこともありますが、佐賀市営バスは優秀ですね!
佐賀空港から福岡県の西鉄天神高速バスターミナルに向かうバス便もあります。佐賀空港から約2時間で福岡の中心地に行くことができます。
羽田空港から佐賀空港への定期便スケジュール
航空会社 | 運航状況 | 便名 | 羽田発 | 佐賀着 | 飛行時間 |
ANA | ※1 | 451 | 7時15分 | 9時10分 | 2時間05分 |
ANA | ※2 | 981 | 9時25分 | 11時20分 | 1時間55分 |
ANA | 毎日 | 453 | 13時15分 | 15時10分 | 1時間55分 |
ANA | ※3 | 455 | 16時20分 | 18時15分 | 1時間55分 |
ANA | ※4 | 457 | 19時30分 | 21時30分 | 2時間00分 |
※1 5/1、5/2、5/5、5/9、5/12、5/29、5/30、6/1~6/30は運航予定
※2 5/1~5/5のみ運行予定
※3 5/1、5/3~5/5、5/8は運行予定
※4 5/1、5/4、5/5は運行予定
成田空港から佐賀空港への定期便スケジュール(2021年4月1日~2021年10月30日)
航空会社 | 運航状況 | 便名 | 佐賀発 | 成田着 | 飛行時間 | 運航日 |
SPRING JAPAN | ※1 | 703 | 11時55分 | 14時20分 | 2時間25分 | 日 |
SPRING JAPAN | ※2 | 701 | 11時55分 | 14時20分 | 2時間25分 | 土日 |
SPRING JAPAN | ※3 | 701 | 11時55分 | 14時20分 | 2時間25分 | 毎日 |
※1 2021年4月1日~5月31日は運航予定
※2 2021年6月1日~2021年6月30日は運航予定
※3 2021年7月1日~2021年10月30日は運航予定
*LCCの場合、日によって運行する・しないがあります。必ず春秋航空航空や佐賀国際空港のページで確認をお願いいたします。
東京駅・銀座駅エリア → 空港リムジンバス → 成田空港 (1,300円) 70分の移動時間
成田空港 → 春秋航空航空 → 佐賀国際空港 (5,590円) 2時間30分の移動時間
佐賀国際空港 → JR佐賀駅 (600円) 35分の移動時間
羽田空港発のルートでは自宅・会社から羽田空港までの料金や時間を考慮にいれていないので、上記の「東京駅・銀座駅エリア→成田空港へのリムジンバス」を比較対象に入れてしまうと同じ条件ではなくなってしまうのですが、上記を合計すると料金は7,490円になります。移動時間は4時間10分前後です。LCCは便の変更などが柔軟ではないイメージがありますが、何度も東京ー佐賀間を往復する人は選択肢の1つとして考えてもいいでしょう。
■佐賀空港(九州佐賀国際空港)
佐賀県佐賀市城内1丁目1-59
https://www.pref.saga.lg.jp/airport/default.html
メリット
・ANAであっても早割予約をすれば安く抑えられる
・搭乗時間や移動時間がダントツに短い
・LCC路線を選択肢の1つとして使える
デメリット
・天候によっては欠航になることもある
・搭乗前の荷物検査が少し面倒
新幹線+在来線を利用しての移動
東京駅から東海道山陽新幹線の「のぞみ」に乗って終着駅の博多に向かいます。博多駅で「JR特急みどり号」に乗り換えて佐賀駅に到着です。移動時間は東京駅から佐賀駅まで6時間10分前後です。6時間10分の内訳としては、東海道新幹線のぞみが約4時間57分かかり、JR特急みどり号が45分かかります。乗車時間自体は5時間42分です。自由席料金は23,530円(乗車券14,550円、特別料金8,980円)です。
メリット
・空港での荷物検査などはない
・出発時間のギリギリまで時間を有効につかえる
・遅延する可能性が低い
デメリット
・他の交通機関より移動費が高い
東京から九州北部地方の他の都市に行くには
東京から博多(福岡県)
東京から大分
東京から長崎
東京から熊本
東京から山口
東京から下関