大阪から金沢(石川県)まで行く手段は?
大阪から金沢までは直線距離で約234キロあります。北陸新幹線は1997年に東京-長野間が「長野新幹線」として部分開業しました。そして2015年には長野-金沢間が開業し東京から金沢の距離が一気に縮まりました。北陸新幹線の最終ゴールは東京から「長野」「富山」「金沢」「福井」「京都」などを通りながら新大阪までいくことです。あと20年も先の話ですが、計画では2046年に新大阪まで北陸新幹線につながることになっています。北陸新幹線全線が開通すると新大阪から金沢までは、なんと1時間20分で移動できる予定です。大阪から金沢までの移動には「カーシェア」や「自家用車」などもありますが、このページでは代表的な「高速バス」「JR在来線」の2つの交通手段のメリット・デメリットについてまとめてみました。
移動手段 | 乗車・搭乗時間 | 料金 |
高速バス・夜行バス | 6時間〜 | 2,000円〜 |
在来線(JR) | 2時間40分〜 | 7,260円(自由席) |
高速バス・夜行バスでの移動
一番安く大阪から金沢に移動したい場合は高速バス・夜行バスがオススメです。価格に対しては高速バス・夜行バスが一番メリットがあります。逆に高速バス・夜行バスのデメリットはとにかく時間がかかることです。夜行バスであれば寝ながら現地に着くことができるので精神的・肉体的な疲れは少ないのですが、寝られなかった場合は到着までの時間が永遠に続くと勘違いしそうです。また最近は3列シートや個室のようなよく眠ることができる高速バス・夜行バスも出てきていますが、そういった高速バスは飛行機や新幹線とあまり値段が変わらないことが多いので値段のメリットは薄くなります。
大阪→金沢間を運行している高速バス会社(含む運休中)
- 西日本JRバス
- ブルーライナー
メリット
- 一番安く移動できる
- 競争原理が働いて価格の上昇が抑えられている
- 朝早く現地に着くことができる
- 女性専用車・女性安心シートなど女性にとってのメリットがある
デメリット
- 移動時間が長い
- シートによっては隣との距離が近い
在来線での移動
大阪から金沢へ一番速く着くのは「東海道本線 特急サンダーバード」号を利用します。特急料金がかからない電車を中心に金沢に行くことも可能ですが、特急を利用したときとそれほど料金差がありませんので、一番速い特急サンダーバード号の利用をお勧めいたします。特急サンダーバード号は大阪を出発後→新大阪→京都→(敦賀)→(武生)→(鯖江)→福井→(芦原温泉)→加賀温泉→(小松)という駅に止まりながら金沢駅に到着します。乗車時間は2時間41分、料金は7,260円(自由席)、7,590円(指定席)です。時間帯によっては( )で囲った駅は通過します。特急サンダーバード号ではなく滋賀県の米原駅経由の「特急しらさぎ号」でも金沢に行けますが、時間がかかります。
メリット
- 出発時間のギリギリまで時間を有効につかえる
- 到着時間の遅延などの可能性が低い
- 乗降できる駅が複数あることが多い(例えば途中駅の敦賀駅や福井駅で降車できる)
- 高速バスに比べると値段が高い
- 北陸新幹線の大阪⇔金沢開通までかなりの時間が必要